スマートグリッドの本、関連書籍、評論の紹介,評価,安売り価格

電力を判り易く述べた点は評価できるが・・・・　評価：

現状の電力システムや、電力制御のためのスマートグリッドについて、判り易く述べられています。
特に、アメリカで何故日本と違って停電が頻発するのか、この本を読めばよく理解できます。
ここまで述べて何故評価が低いかと言えば、余りにも自然エネルギーに対して甘過ぎるからです。
太陽電池が極めて効率が悪く、六本木ヒルズのガスタービン並の出力をしようとしたら、成田空港（開港時）並の広さが必要で、しかもその部分の自然はまるで使い物にならず破壊される、などと言う点は一切述べられていません。
そして、使えない自然エネルギーについても、この本をよく読むと使えないと書いてあるのに、牽強付会な論理展開で、用いなければならないなど、無茶苦茶言っています。

内容（「BOOK」データベースより）　

ビジネス・社会を革新する“電気のインターネット”。
新・電力供給システムをやさしく図解!

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)　

山藤/泰 関西学院大学大学院総合政策研究科客員教授/YSエネルギー・リサーチ代表。
1961年東京大学法学部卒業、同年大阪ガス(株)入社。
1966年から1年間、フルブライト留学生としてミシガン大学経営学大学院。
ロンドン事務所長、国際部長、エネルギー・文化研究所長を歴任。
2001年同社を退職し、現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

内容紹介　

◎再生可能・自然エネルギー政策の第一人者、飯田哲也氏監修! ●自然エネルギーによる発電のしくみがわかる! 私たちの生活に欠かせない電気ですが、発電にあたって地球温暖化や放射能の心配がない、 太陽光・風力・地熱・小水力などの発電方式が注目を集めています。
果たして、本当に自然エネルギーで電力需要をまかなえるのか、正しい知識を身につけておくことは重要です。
本書は、自然エネルギーとその発電のしくみ、技術・材料、課題などを、だれでも読めるよう、図解を交えて、やさしく解説します。
●電力業界の問題・展望にも言及 いよいよ始まった再生可能エネルギー電力の買取りや、日本の東西で融通のきかない元凶となっている「地域独占」の問題、 日本の電気料金が高い原因とされる「総括原価方式」「発送電一体」の問題も解説。

読みやすい最新のエネルギー啓蒙書　評価：

基本的に見開き２ページで１つの項目がわかるので非常に読みやすい。
原研核融合から東工大教授に転身したエネルギーの世界的権威が最新のデータと世界的視野で書き上げた未来エネルギーのバイブル。
科学的かつ論理的に導いた結論が、自然エネルギー+ハイテク世界直流送電網。
監修者が東京電力の社長だったら良かったのに。

内容紹介　

東日本大震災と福島第一原子力発電所事故をきっかけに、 関心が高まっている原子力発電所と省エネルギーや、 さらには電気エネルギーの供給の仕方を考えるうえで必要な、 電気に関する基本的な事柄を解説する。
原子力発電のメリット・デメリット、従来からの火力・水力発電のメリット・デメリット、 新エネルギー、再生可能エネルギーのメリット・デメリットと現状について、 見開き構成でテーマごとに取り上げて、豊富な図表を用いて解説する。

内容（「BOOK」データベースより）　

「電気ってなに?」をキーワードに、発電・送電など電力システムのしくみを、図を多用してわかりやすく解説。

まさに入門書　評価：

おすすめする読者1一般教養的にスマートシティを理解したい方2これからビジネスとしてスマートシティという分野を手がけることになったが知識がほとんどない方入門書として評価しました。
スマートシティの考え方と実際の取り組みの紹介が書かれています。
最近、スマートシティってよく聞くけど、実際のところ何なんだ？という疑問をもたれている方によいと思います。
また、ビジネスとしてのスマートシティの現実や課題についても簡単ではありますが記載されていますので、その方面の知識を求める方にもよいと思います。
ただし、本書を読んだだけで、スマートシティを理解した！、とはならないと思うので、はじめの一歩として読まれることをおすすめします。

内容紹介　

■日本再生には、何が必要か。
その答えがスマートシティから見えてくる 技術を駆使して生活の質や利便性を高めた街、スマートシティは、 エネルギーや環境問題の解決はもちろん、高齢化対策を先取りするものとして 期待されています。
世界中で、さまざまなプロジェクトが進められており、 その潜在市場は2030年までの累計で4000兆円ともいわれています。
本書では、この巨大市場と日本がどのように向き合っていくか、 何をしなくてはならないかを、世界のトレンドを紹介しながら探っていきます。
現在、日本がどの位置にいるかを知り、問題点をあぶりだし、解決を図ることは、 低迷する日本の再生への突破口へとつながっていくはず。

世間にあふれているスマートグリッド本とは一線を画す、実用度の高い本　評価：

半額でいいからカネを返せ！と叫びたくなるコンサルが書くスマートグリッド本は夢物語で終わってしまうことが多いのに対し、本作は現実の情報を誰よりも知る業界新聞の編集者が手掛けているため、極めて現実的な見方で日本および世界のスマートグリッドを捉えている。
だから期待も現実に即したものに限定されているが、さらに「スマートグリッドを実用化するにあたって、スマートメーターは必ずしも必要ではない。

基本的なことからわかる本　評価：

スマートグリッドは、「賢い送電網」「次世代送電網」などと言われており、電気事業をＩＴ化して高度なサービスや自然エネルギーの大量導入などを実現するものだと見られている。
とはいえ、技術が電力とＩＴにまたがる上、送電網だけではなく、メーターから建物内のスマート化まで視野に入っており、しかも必要な技術が各国の電力供給システム異なるように違ってくるという。

次世代電力供給システムを考える上で、参考になる部分が多い1冊　評価：

各国の電力事情や、一定の電力を確保しにくい風力・太陽光の活用、高圧直流送電等について、文系の方でもわかりやすいレベルで説明されている。
但し、日本の「信頼性のある送配電系統」に関する説明は、残念ながら先月の時点で陳腐化したと言わざるを得ないだろう。
しかし、次世代電力供給システムを考える上で、参考になる部分が多い1冊である。

タイミング良く出版された良書　評価：

2009年秋頃から急に新聞や雑誌で騒がれ始めた「スマート・グリッド」という言葉。
「何だろう」と思った人は多いはず。
その「スマート・グリッド」に関する入門書として書かれた本書。
入門というには少し難解ですが、つかみづらい「スマート・グリッド」の概念を手際よくまとめてあります。
「スマート・グリッド」が、決して蓄電池や電気自動車だけを指すのではないことがよく分かります。

スマートグリッドの 「すべて」 がまとめられているが，読んでも記憶にのこらない　評価：

190 ページという，新書としても比較的うすい本のなかに，歴史，標準化，日米政府や各社のとりくみなど，スマートグリッドの 「すべて」 がまとめられている． スマートグリッドの資料としてはよくできているといえるだろう．しかし，どうも，こころにうったえてくるものがない． 読んでも記憶にのこらないというのが正直な印象だ．