自衛隊と東北地震の本、関連書籍、評論の紹介,評価,安売り価格

永世中立国の覚悟　評価：

日本では「平和の国」として憧れの的になっているスイスであるが、彼の国では徴兵制が敷かれており、戦争への備えは万全である。
国産兵器も作っている。
政府はこのようなパンフレットを通じて、国民に対して起こり得べき戦争についての啓蒙活動を行っていて、怠りがない。
この本には隣組の活動、食糧の備蓄などの他、ゲリラを組織する場合に国際法違反にならない為には如何すればよいのか、等々の記述がある。
私自身最も衝撃的だったのは、敵国の宣伝についての項目である。
不幸にして祖国が敗れ、敵国の占領を受けるに至った場合、敵は宗教・文化・教育などに渡ってあらゆる干渉を行い、洗脳を行うであろうことが具体的に述べられている。

『平和』の価値観が変わります　評価：

これはスイスの各家庭一軒一軒に配布されている本ですわが国ではスイスという国は『永世中立国』としてよく知られていますが、その『中立』をいかに守っていくか…すなわち『国防』をいかにするかが示されています官・民・軍を問わず、国家を挙げた国防意識の高さに驚かされるばかりです同時に、日本のあまりの無防備さに恐怖を感じますこの本を読んでみるとわかりますが、歴史的にも経済的にもスイスと日本に共通した事柄は多く、共感できる点もありますし、「見習わなければ」と思う点もあります今まで私たちは『憲法9条』を魔法の呪文か何かのように思っていましたが、拉致問題、自衛隊海外派遣問題や竹島･尖閣などの領土問題で、改めて我々が『国防』を考え、議論し、取り組まなければならない時が来ています日本が戦争を放棄しても、戦争は日本を放棄してくれないのです『国防』とは、『平和』とは、そして『国家』とは何かこの本を読んで見つめなおしてみてはいかがでしょうか

旧日本軍の組織と現代日本の組織・・・これは名著である。　評価：

ハードカバーの初版から丁度２３年、この書は名著である。
文章は良く内容はとても面白い。
様々な点で、日本人は全く変わっていないと思い知らされる。
作戦司令部は兵站無視、情報力軽視、科学的思考方法軽視の風潮があり、独自の風土で硬直的に官僚的な思考で、現場を見ることなく机上でのプラン作り、その上に無責任極まりない。
一方で現場に行く参謀本部作戦課の辻政信班長のように、現場で独断専行、無茶苦茶なことしてくれる。
闇雲に突破一辺倒と敵戦力の過小評価の牟田口中将は科学的な数字、情報、合理的論理性がない。
ある空気によって支配される議論と空気、その場しのぎの中途半端な行動、コンティンジェンシー・プランの欠如、超エリート集団の強固で濃密な人的ネットワーク、「間柄」中心の組織意思決定、その決定の遅れと重大な失敗、相手の過小評価と自己の過大評価、知識・情報の共有の無さ、士官学校、陸大での暗記中心、定型的な教育、信賞必罰の不徹底、どれをとっても現代日本の身の回りにあるようなことで、非常に参考になる。

発売元のレビュー

限定！オリジナルグッズ 2個付！ バッチ：直径44mm A/B/C の中からどれか１つ キーホルダー：全長7.5cm の中からどれか１つが付属するスペシャルセールです！ご希望の方はどちらか1つをクリアファイルに変更もできますのでご連絡ください♪

これが本当のゼロ戦乗りの戦いだ!!!　評価：

小説や映画にはないリアリティ。
淡々と死と向き合う戦場の究極の現実。
本田海軍少尉はご存命なんですね。
感動!!

ガイドに引っかからない程度に少し解説　評価：

航空幕僚長うんぬんが出てくるのは、当時の航空幕僚長が、この基地の上級部隊、南西混成航空団の司令だったこともあるのではないかと思う。
ちなみに、事件が発覚した時の南西混成航空団の司令は、現在軍事評論家として活動しています。

ミリタリーオタクの自衛隊　評価：

ミリタリーオタクを自認する著者は、自衛隊への入隊は2回目で、その際の体験を記しています。
実弾や空砲を使わせてもらえないから口で「バンバン」と発射音を叫ぶのは当然として、空薬莢探し、ヤクルトやジョアでできた模擬地雷、トラブルの多い様々な武器などを紹介していきます。
予算がないからできない訓練、実戦の経験がないから改良が進まない装備、戦いに勝つためでなく隊内の検閲に通るための訓練など、笑ってられないけれど笑える話が満載です。