外国人参政権と、各国の移民問題の本、関連書籍、評論の紹介,評価,安売り価格

考えるキッカケになる本。　評価：

第T部は他の資料をき切ったり貼ったりで退屈である。
それなりに上手にくっ付けているが、出来の悪い学生のレポートを読んでるみたいだ。
第U部から面白くなる。
在特希望者のインタビューが多く、その苦悩が行間から迫ってくる。
インタビュー者のスタンスが良いのだろう。
個人的見解であるが、在特を誰でも認めるのは賛成出来ない。
もしそうなったら正規手続きの人たちにとって不愉快であろう。
変えるべき事は在留更新の基準を下げる事、そして在特の基準を明確にする事である。
現状のハードルはあまりにも高過ぎる。

充実の第2版　評価：

在留特別許可について細かい記載があります。
入管との対応のしかたが平易に記載してあります。
これから入管に出頭されるかた、出頭前に一読をお勧めします。

事例としてのみは評価　評価：

　これは超過滞在のバングラデシュ人と結婚した日本人女性が書いたもの。
夫のほうは超過不法滞在なので退去強制になるところを、結婚したということで、在留特別許可（特別の事情にかんがみて法務大臣が「恩恵的に」与える措置）の取得を試み、見事成功するという話。
もちろん、バイアスのかかった書き方ではあるが、実証的な事例としては評価すべき物かもしれない。
ただ、戦略的に超過不法滞在になってしまうことを容認すること自体、在日の国籍ボケならず、immigrationボケが浸透していることの証左だと思うのだが。
それに関して巧妙に責任回避している気がする。